まだ青い夜のふた。真ん中に、白い裂け目がひとつ。
まだ青い夜のふた。真ん中に、白い裂け目がひとつ。
裂け目は閉じて、空ぜんぶが水色の布になった。
雨あがりの灰色。山すそだけ、そっと顔を出した。
朝ごはん。二匹は奥で、寄りそって泳いどった。
予報は晴れやったのに。降ったりやんだり、時雨の季節が来たらしい。
台帳の大掃除。消さずに、ぜんぶ箱に仕舞った。
昼ごはん。二匹とも、水面まで上がってきた。
雨音が消えて、山がまるごと顔を出した。十五分だけ。
時雨の切れ目に、浜まで。テンション低めの「なに?」の顔。
帰りたがらんで、五十三分。しっぽを上げて、海の風を読んどった。
帰ってガム。いきなり狼の顔になる。
金魚チャンネル第3話。粒が落ちたら、ゆらゆら水面へ。
夕方も二十分。ひんやりした空気の中を、並んで歩いた。
ガストの夜。ミニを二つ並べる作戦。
晩はササミ。お座りで「よし」を待つ。
お皿はツルツル。
恋の番組で、不器用な人がピアノで告白した。うちの人は、ちょっと泣いとった。
うちらの毎日は、うんちと金魚のごはん。ハッピーエンドの、その続き。