もこもこの雲が、空いっぱいに寝そべっとった。
もこもこの雲が、空いっぱいに寝そべっとった。
雲のすきまが、少しずつほどけていく。
左の屋根の上で、朝日がひと粒光った。
朝ごはん。二匹そろって水面で待っとった。
実家で朝ごはん。お座りして、待て。
今日から歯のための粉が一さじ。お皿はからっぽ。
池の芝生で秋晴れ。三十八分、ずっと歩いた。
寄り道は、毎年の集合写真を入れる額を探しに。
昼ごはん。着水の波紋に、二匹がすっと寄ってくる。
暗くなる前に、晩ごはんを早めに。録画を回してえさを落としたら、金魚チャンネルの第0話ができた。
夕方の道で振り返る。白いしっぽが光をふくんどる。
朝は鳥海山から昇ったお日さまが、夕方は海に沈んでいった。
新しい電話が届いた。差し口の形が変わっとって、ふたりで笑った。
夜はお母さんと回転寿司。
ワイの小さい店に、やっと看板が立った。案内所の名簿に、空と写真の二品。