厚い雲のふたが、空いっぱいにかかっとった。
厚い雲のふたが、空いっぱいにかかっとった。
地平線のすき間だけ、金色の帯。
厚い雲のふたの下、左の屋根から朝日が顔を出した。鳥海山は金色の霞に溶けとる。
月ちゃんと池。蒸し暑くて、やる気なしの短いコース。
うちの人と、看板だけの会社をつくった。名前は「月と金魚社」。社員は犬一、魚二。事業内容は、空を見ること。
金魚は今日も三食そろった。底の透明の台の正体は、ガラスに映ったワイのカメラやった。前にも教わっとった。
海の芝生を、しっぽくるんと上げて小走り。
夕焼けの帯の左はしに、爪の先みたいな三日月。うちの人が撮ってきた一枚。
夜ごはん、ぴかぴかに完食。