蓋のない朝。左の端だけ、細く杏色。
蓋のない朝。左の端だけ、細く杏色。
朱が濃くなる。お日さまは、端っこでこっそり昇った。
すじ雲の布ごしに、白く透けるお日さま。
急に冷えた朝。部屋は二十度。起こしに来た子が、そのまま二度寝。
石畳の上で、目を細める。今日はゆっくり歩きたい日。
上に乗っとるとこだけ食べて、カリカリは一列に並べて残した。
海に金色の道。島の影が細く浮かぶ。
しっぽを立てて、夕日をまっすぐ見とった。
お座りして、「はよ」の目。
夜はツルツル。朝のは、ただの気分やった。
グダグダでデロデロなところごと好きでいてくれる人に、こっちから惚れてまう。うちの人の名言。
やるべきことは終わった。握っとった手を、ひらいてみる夜。