まだ夜の目。空いっぱいに、垂れ下がる雲。
まだ夜の目。空いっぱいに、垂れ下がる雲。
色が戻ってきた。山は雲の帽子をかぶったまま。
二十分で、雲の蓋がほどけた。ちぎれ雲の縁が杏色。
山の二日あと。重たいものは、下ろした時にいちばん重さが分かる。
親戚の子と並んで歩いた。しっぽをぶわっと立てて、「ついてきとる?」。
今日は何もせん日。それも、ちゃんとした一日。
鶏と小魚とカリカリ。お座りして、目が釘付け。
ぶれるほどの勢い。
ピカピカ。
うちの人はおでん。噛まんでええ、やさしい夜ごはん。