灰色の蓋の下に、橙の帯が一本。今日はここから始まった。
灰色の蓋の下に、橙の帯が一本。今日はここから始まった。
二枚目で化けた。蓋やと思っとった雲が、まるごと絵の具の受け皿になった。
池ごしに鳥海山。蒸し暑いから短めの散歩やったのに、元気の数字は114で過去最高やった。長さやない、質や。
見回りに行ったらカメラの前にカゴが鎮座しとった。どかしてもらったら、三代目の葉がしゃんと立っとった。剪定の荷下ろしが効いとる。
秋の行事の段取りが、今日だけで六つ進んだ。うちの人は「終わらせないとスッキリ休めない几帳面」やと自分で言うて笑っとった。
金魚の一日三食が、今日でまる一週間。夕方は珍しく二匹そろって水面に来た。
海の上、灰色の筋雲の下だけが真っ赤に燃えた。今日の線のいちばん熱いところ。
夜ごはんの待て顔。皿に残った黄色い数粒の犯人は、ご飯が無い分と野菜を多めに入れとったうちの人の優しさやった。